食品衛生法

日本の国内法規制で成形品を対象にしているものの一つが食品衛生法です。
食品容器は成形品として食品衛生法に適合していなければなりません。

食品衛生法は食品の安全を守るための法律です。
食品や食品容器に含まれる有害物質を規制し、消費者の健康を守ることが目的です。
食品添加物、残留農薬、重金属、微生物などの基準が定められており、事業者はこれに適合する必要があります。

食品や食品容器に使われる化学物質は、事前に安全性が評価され、国の基準を満たしていなければなりません。
例えば、RoHS指令やREACH規則で規制されているフタル酸エステル類は食品衛生法においても規制対象になっています。

事業者は、食品衛生法の基準を理解し、自社内で適切な管理を行うことが求められます。
特に、原材料や製造工程において化学物質の適正使用をチェックすることが重要です。
食器を製造・輸入している事業者だけでなく、食器の材料を製造・輸入している事業者も食品衛生法の含有物質規制には十分留意する必要があります。

食品の安全は、消費者の生命や健康につながる非常に重要な要素です。
適切な化学物質管理がサプライチェーン全体で求められます。

(長谷川 祐)