2025年9月8日付でIDMS(International Material Data System)使用規約が改訂され、電機電子メーカーのOEMとしてのIMDS参加が可能になりました。
IMDSでは、OEMは完成車メーカーのことを指します。
パソコン、スマホ、家電など電気製品のメーカーも自動車メーカーと同じようにIMDSを利用してサプライヤーから含有物質データを収集することが可能となります。
このことは、事実上、IMDSが自動車業界専用システムから業界横断型システムに拡張されることを意味します。
IMDS当局からのメッセージには、自動車業界と電機電子業界のシナジーを促進することが期待されると明記されています。
製品含有化学物質管理において、IMDSが自動車業界のグローバル標準システムから業界横断型のグローバル標準システムに舵を切るターニングポイントになるかもしれません。
日本のchemSHERPAや経済産業省が進めているCMPに何らかの影響を与えることも考えられます。
IMDS公式ウェブサイト NEWS 04-Aug-2025
https://public.mdsystem.com/en/web/imds-public-pages/imds-news
(長谷川 祐)
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