IMDS多要素機能認証MFA導入

自動車業界における化学物質管理システムIMDSに多要素機能認証MFA(Multi-Factor Authentication)が2024年12月20日から導入されました。

従来はユーザーのIDとパスワードを入力すればIMDSにログインすることができましたが、MFA導入後はこれらに加えてワンタイムコードを入力することが必要です。

MFA導入後に初めてログインする場合、最初にユーザーID、次にパスワードを入れるとPC画面にMFAの案内が表示されます。
その案内にQRコードが掲示されているので、そのQRコードをユーザー自身のモバイル(IOSまたはアンドロイドのスマホ)で読み取ります。
モバイルにAuthenticatorがインストールされていれば、そのAuthenticatorにIMDSから発行されるワンタイムコードが表示されます。
そのワンタイムコードをPC画面に入力すればログインできます。
これ以降の画面推移は従来と同じです。

IMDSはもともとセキュリティには厳しいシステムですが、多要素機能認証MFAが導入されたことでIMDSシステム内のデータセキュリティが強化されたと考えられます。

(長谷川 祐)