RoHSを易しく説明します。RoHS指令とはEU(欧州連合)の法律です。

EU域内で販売される電気・電子機器が対象です。
電気・電子機器に鉛や水銀、カドミウム、六価クロムなど10種類の有害物質が含まれていることを禁止しています。

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家電だけでなく発電機・農機など電気を使うものは基本的に対象です。
工業用機械も対象です。
ただし、防衛・宇宙航空関連など対象外のものもあります。

RoHS指令の目的は、電気・電子機器の廃棄時やリサイクルにおいて、有害物質の漏出による環境汚染や健康被害を防ぐことです。

部品・材料メーカーにとっての実務上のポイントは以下の通りです。
①RoHS対象10物質が含まれている可能性がある部品・材料か否か、仕様書やSDSからチェックする
②部品・材料のサプライヤーに対して、IMDS(自動車業界)やchemSHERPA(自動車業界以外)の提出を求める、
③サプライヤーからのIMDSまたはchemSHERPAをもとに自社のデータシートを作成し、顧客に提出する

通常は、IMDSやchemSHERPAを顧客に提出することで、RoHSへの対応は完了です。
(長谷川 祐)