環境省・経済産業省が主導する「Chemical and circular Management Platform(CMP)」大規模実証の第2次募集が開始されました。
これまでの「chemSHERPAを用いた化学物質管理」を、一歩先の「資源循環(サーキュラー)」へとつなげるこのプロジェクト。
中小企業にとっての重要ポイントをまとめました。
1. CMP(Chemical and circular Management Platform)とは
CMPは、製品に含まれる化学物質の情報をサプライチェーン全体でデジタル管理し、それを資源循環(リサイクルや適正処理)に直結させるための基盤です。
単なる情報伝達ツールではなく、廃棄・再資源化のフェーズで「何が含まれているか」を可視化し、効率的な資源活用を目指す国家レベルの取り組みです。
2. 今回の実証(第2次募集)で何が行われるのか
今回の実証では、参加企業が実際にchemSHERPA等のデータを活用し、以下のプロセスを検証します。
- 情報の高度化:
従来の法規制対応だけでなく、リサイクル時に必要な情報まで正しく伝わっているか。 - トレーサビリティの確保:
サプライチェーンの川上から川下まで、デジタル上で情報が途切れずに流通するか。
3. 中小企業が参加・注目すべき理由
「実証事業は大企業のもの」と思われがちですが、実は中小企業にとっても非常に重要なテーマです。
- 将来の標準化への先行投資:
今後、欧州のDPP(デジタル製品パスポート)などにより、資源循環情報の開示が求められる可能性があります。
CMPの考え方が、日本国内の標準になる可能性も十分に考えられます。 - 取引先からの信頼性向上:
化学物質管理を、「守り(規制対応)」から「攻め(資源循環への貢献)」へ。
そうした姿勢は、取引先からの評価にもつながります。
まとめ:データの価値を、次の段階へ
日々の業務で作成しているchemSHERPAデータは、今や「報告書」ではなく、製品の「環境価値を証明するデータ」に変わりつつあります。
「実証の内容が難しそうでハードルが高い」「自社のデータがCMPの求める水準に達しているか不安」といったお悩みがあれば、エコハーツが伴走支援いたします。
まずは募集要項の確認から始めてみませんか?